●「子どもを中心とした学び」で6つの力を育む
学園の教育ビジョンである「自ら考え判断し行動できる子どもたち」の育成を教育目標に定め、「小学校の6年間で育成すべき資質・能力」として以下の6つのコンピテンシーを主要なキーコンピテンシーとして定め、個々の児童の豊かな資質・能力をさらに伸ばすことを目指します。
(1)思考力
自ら思考し、考えたことを論理的に他者に伝えることができる。
(2)チャレンジ力
「できること」ではなく、「やりたいこと」に積極的に取り組むことができる。
(3)創造力
「やりたいこと」を作りだし、既存の考えを超えて思考することができる。
(4)メタ認知力
自らを振り返り、失敗を成功の糧とすることができる。
(5)思いやり
互いを思いやり、尊重し認め合い、共感することができる。
(6)エージェンシー
自身の成長にとどまらず、それらを活かして身近な社会をよりよくすることができる。
●「わかる」「できる」授業の展開
低学年は学級担任中心の学習指導と実技科目の教科担任制、3年からは完全な教科担任制で専門性の高い授業を展開。アクティブラーニング型授業を中心とした「個→協働→個」の学習サイクルによる「わかる」授業で、「できる」自信と「考える」楽しさを知り、次の学びに向かう意欲が育まれます。
●グローバル教育
国際化・グローバル化に関する興味・関心を喚起し、英語をはじめとするコミュニケーションツールの価値を理解しながら、習得と探究のプログラムによるカリキュラムで基礎的英語力の充実を目指します。習得では英検資格に特化し、小学校卒業時に英検4級取得を目指すプログラム、探究では海外の子どもたちとの交流をメインにオンラインを活用し、各学年に適したテーマにより探究活動を行うプログラムで学びの充実を図ります。3年以上の希望者は、桐蔭横浜大学内にある「桐蔭英語村キッズクラブ」(学年別週1回)に参加できます。ネイティブスタッフとのアクティビティを通じて本物の英語に触れることができます。
●ICT教育を積極的に推進しています
全学年全ての児童にタブレットPCを導入しています。1人1台のタブレット環境での学習に適した授業支援アプリ「ロイロノート・スクール」を導入し、資料のやりとり、思考の可視化、意見の共有が簡単にできるようになり、子どもたちが自ら考え表現する協働的な学びが可能となりました。児童の思考を深め、主体性や他者との協働性を高めるデジタル版シンキングツールも導入し、ICTを積極的に活用しています。緊急事態宣言下にて通常授業ができなかった際も、インターネットを利用した学習支援を実施することができました。
濃厚接触者等で登校できない児童には、Zoomを利用したハイフレックス授業で学びに遅れが出ない様に対応しております。