今回の説明会は、午前の部の参加希望者が多かったため、臨時で急遽午後に追加で開催された説明会だったにもかかわらず、100名を超える参加人数で、人気の高さが伺えました。この4月から青山学院大学系列校となったことも起因しているのでしょうか。この点については、本人が希望し進学基準をクリアーした生徒は全員青山学院大学に進学可能と説明がありました。進学基準については入学後詳しく説明があるようです。 5時間目の授業を参観をして驚いた点は、1年生から12年生(高校3年生)までが、階が違うだけで同じ校舎内で学校生活を送っていることでした。同じ施設を小中高共同で使用するということです。また、大きな行事も12学年合同で行われるそうです。私は12歳の年の差のある人と同じ目標に向かって力を合わせることは、社会に出て初めて経験しました。それが6歳から体験できるわけで、コミュニケーション能力を問われる昨今、とても影響がある環境と思いました。また、職員室も1部屋しかなかったので、小中高の先生方が垣根なく机を並べているようでした。12年一貫教育というのは名ばかりで、実は6・3・3とくっきり分かれている学校が多い中、この学校は宗教という一つの軸を中心に、その周りを同じ空気を共有した先生方が12年間ずっと全校を見守ってくれている。という印象を受けました。人と人とのつながりを大切にしたいと思っている学校。と先生がおっしゃっていましたが、それがとてもよく伝わってくる説明会でした。(編集部M)